文庫 「野球」の誕生 球場・球跡でたどる日本野球の歴史 (草思社文庫) [ 小関順二 ]

   

球場・球跡でたどる日本野球の歴史 草思社文庫 小関順二 草思社ブンコ ヤキュウノタンジョウ コセキジュンジ 発行年月:2017年08月02日 予約締切日:2017年08月01日 ページ数:272p サイズ:文庫 ISBN:9784794222916 『野球を歩く』改題書 小関順二(コセキジュンジ) 野球評論家。

1952年、神奈川県横須賀生まれ。

日本大学芸術学部文芸学科卒業。

プロ野球ドラフト研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 野球黎明期の晴れ舞台は上野の森のグラウンドー子規が打って走った明治のベースボール/芝生が敷きつめられた新橋アスレチック倶楽部の本拠地グラウンドー道楽大尽・平岡〓(ひろし)がめざした粋なベースボール/インブリー事件の舞台、一高グラウンドー横浜居留地のアメリカ人チームを粉砕した精神野球/慶應義塾野球部のふるさと稲荷山グラウンドー新橋アスレチック倶楽部の流れを引いたエンジョイ・ベースボール/最後の早慶戦の舞台になった戸塚球場ー安部磯雄と飛田穂洲が見守った早稲田精神野球の聖地/明治時代のバンカラが作った羽田グラウンドー野球害毒論から読み解く明治期の野球/わが国初のプロ野球チームは芝浦にあったー早稲田OBが追い求めた理想の野球チーム/高校野球とタイガースの聖地、甲子園球場に刻まれた歴史ー鬱蒼と雑木が生い繁る三角州に出現した巨大スタジアム/スパイも暗躍した大宮公園球場ースタルヒンが投げて、ベーブ・ルース、長嶋茂雄がホームランを打った/満潮になるとカニが這いずり回った洲崎球場ー野球嫌いの荷風が通った遊郭のそばでプレーボール/二階に高射砲が据えられた後楽園球場ー戦争の影を今もとどめる野球のメッカ/国鉄の本拠地として誕生した武蔵野グリーンバーグー短命に終わったほこりパーク/隅田公園今戸グラウンドから始まったサクセスストーリーー世界の王貞治を育んだ下町人情 野球史を知ることは、野球をもっと面白くすることにつながる。

俳人・正岡子規が打って走った上野の球場から、スタルヒンが投げた大宮公園球場、第二次大戦中“最後の早慶戦”の舞台となった戸塚球場、満潮になると水が出た洲崎球場跡地など15の球場をたどる。

日本野球史の事件簿を豊かなエピソードで綴る、無類に面白い野球エッセイ。

貴重な資料写真と、現地を訪ね歩ける地図も多数挿入。

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